テストの点数で明確に第二志望や滑り止めが探せる大学受験とは異なり、就活における第二志望群や滑り止め探しは基準が分かりにくく、例年多くの就活生が苦戦します。
難易度の高い第一志望群の会社ばかりを受けてしまうと、「50社受けたけど全て落ちた」といった状況になりかねません。
だからこそ今回は、「第二志望群および滑り止め企業の探し方」に焦点を当てて、具体的な方法を解説します!
①第二志望群の企業の探し方
まず第二志望群の企業についてですが、端的に言うと「第一志望の会社のグループ企業」です。
例えば、三井住友銀行が第一志望の場合、三井住友銀行ホームページの「企業情報」欄から「主要子会社・関連会社」ページに飛びます。すると、グループ会社として投資運用業務を主に行なっている「エー・アイ・キャピタル株式会社」、情報処理サービス業務を主に行なっている「SMBCバリュークリエーション株式会社」、経営相談事業や研修事業を主に行なっている「SMBCコンサルティング株式会社」など、15社を超える関連企業が見つかります。
この中から興味のある事業を扱っている企業を2~3社ほど選んでみてください。ここでの注意点は、同じ企業のグループ会社を選びすぎないことです。三井住友銀行のグループ会社を5社、10社と受けてしまうと、採用担当から見て「三井住友銀行グループならどこでもいい」と考えているように映ってしまうためです。
そのため、三井住友銀行のグループ会社を2~3社選んだら、次は三菱UFJ銀行のグループ会社を選ぶなど、別の第一志望群の企業のグループ会社を探してみてください。
②滑り止め企業の探し方
続いて、滑り止め企業の探し方についてですが、こちらもまず端的に言うと「合同説明会に参加する」です。
大学や大型イベント会場で開催される合同説明会に参加したことがある方にはイメージしやすいかと思いますが、合同説明会に行くと「就活生で大賑わいの企業ブース」と「就活生が少ない企業ブース」に分かれます。そこで、「就活生が少ない企業ブース」に行って、説明を聞いた後で1つ2つ質問をしてみてください。そうすると、大賑わいの企業ブースに比べてライバルが少ない分、採用担当者に顔や名前を覚えてもらえるチャンスが飛躍的に上がります。それだけではなく、その場でインターンや早期選考等の特別ルートの案内がもらえることもあります。もちろん大賑わいの企業と比べて選考を受ける学生の数も少ないので、相対的に内定を獲得しやすいです。
③第二志望群・滑り止め企業探しの要注意ポイント
ここまで第二志望群や滑り止め企業の探し方について触れてきましたが、気をつけなければならないポイントが一つあります。それは、いくら第二志望群や滑り止め企業は受かりやすいと言っても、それはあくまで「第一志望群の会社と比べて」受かりやすいだけで、倍率自体は高いということです。
例えば、大学受験における倍率は平均して4倍程度、どれだけ高くても10倍を超えることはほとんどありません。その一方、就活においては人気企業の倍率は100倍を超えることも当然で、中には500倍を超えるような企業もあります。それゆえ、いくら第二志望群といっても10倍を超える倍率の企業も多く、滑り止めといっても倍率は2倍~3倍程度はあることが多いです。
だからこそ一社一社に対して企業理念や職種を調べたり、競合他社との差別化ポイントを探すなど、丁寧な企業研究が必要不可欠です。もちろんガクチカや自己PRの深掘りや面接対策も欠かせません。
引用:サーチベスト就活塾公式
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